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ルイズ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【来れない日時や曜日、時間帯等】 【称号/階級】 【好きなカード】 【使用デッキ】 【自己紹介】
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【種別】 キャラクター 【所属】 トリステイン 【解説】 フルネームは『ルイズ・フランソーワズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール』 ヴァリエール公爵家の三女。 【備考】 ☆ツンデレ。つるぺた
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ルイズ ランク:D G(ゼロの使い魔) 属性 ・女 ・虚無の担い手 ・魔法使い ・人間 敗北条件 固有の敗北条件なし 能力値 ESP能力レベル 4 ESPパワー 25 耐久力 5 精神力 6 特殊能力 ・エクスプロージョン[戦闘][主要][攻撃][E] D弾を1枚利用することで、[LV:4 火力:20]で対象1体に攻撃を行う。 ESPパワーを10消費する。 ・ディスペル[戦闘][特殊] 自分以外の対象が攻撃を行った時、自分のESPパワーを任意の値だけ消費することで、 対象の攻撃の火力を消費したESPパワーの2倍分だけ減少させる。 ・イリュージョン[戦闘][主要] 精神力チェックを行う。成功した場合、以下の効果を得る。 この能力は1戦闘に1回のみ使用できる。 *自分が攻撃対象に選択された時、1D6を振る。 3以下が出た場合、その攻撃を回避する。 この効果は1戦闘に1回のみ使用できる。 ・サモン・サーヴァント[戦闘][先制] ESPパワーを3消費することで、精神力チェックを行う。 成功した場合、その戦闘中[手下:2]を1人得る。 この能力により同時に複数の手下を得ることはできない。 この手下は同調を行った場合、その同調後に失われる。 ・コントラクト・サーヴァント[戦闘][支援] サモン・サーヴァントにより得た手下が同調しても失われなくなる。 ESPパワーを5消費する。 解説・動き方 Dランクだけど4ー25-5-6と高めの能力値を持つ能力値重視キャラクター。 攻撃能力は微妙だが、ディスペルが非常に優秀。 攻撃対象が自分以外の場合でも使用でき、消費するESPパワーも好きな量を選択できるのでかなり便利。 ESPパワーの管理には特に気をつけよう。 高LVのCカードを使うよりはディスペルにESPパワーを回した方が良い場合もある。 (6以下1回は41.67%、6以下2回は17.36%、6以下3回は7.23%) ルイズ側から見るとパワー消費がきつい印象を受けるが、敵からすると結構うざい能力である。 サモン・サーヴァントは精神力チェックに失敗すると 貴重なESPパワーを消費しただけになってしまうので少し考えてから使おう。 動き方としては普通の(G)キャラクターと同じように動くと良いだろう。 優秀なキャラクターではあるが、攻撃能力に乏しいので戦闘では逃げを常に選択肢の一つとして考え、 ディスペル等で仲間のサポートに努める方が強い。 Q&A Q.格闘攻撃に対してディスペルは使用できますか? A.はい、使用できます。 その場合、攻撃者に行われる損害判定は攻撃者が宣言した値で判定し、 攻撃対象に行われる損害判定はディスペルで火力が減少した後の値で判定します。 このキャラクターへの意見 名前 コメント
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前ページ次ページヘルミーナとルイズ あのときから数えて、三度目の冬が訪れていた。 ルイズとヘルミーナはろくに人の手も入っていない、岩がごろごろと転がっている山道を登っていた。 日はまだ高い。この調子なら目的を果たすのに多少手間取ったとしても、今晩はテントの中で落ち着いて休むことができるだろう。 今更堅い床では眠れないなどというやわな神経は、両者とも持ち合わせていなかった。 「それでルイズ、道は大丈夫なんでしょうね。こんな物騒なところは用事が済んだらさっさとおいとましたいところなんだけど」 そう言ったのはヘルミーナ。 彼女は今年で二十三になるそうだが、現れたときの姿とあまり変わっていない。相変わらずの美しさと妖しさで周囲を惹きつけてやまない。 「そう願いたいわね。私だってこんなところまで来たのは初めてだもの、確証なんて持てやしないわ」 そう答えたのは手に地図を持って、ヘルミーナに先行していた桃色の髪の女性。 ――ルイズだった。 あれからだいぶ背も伸びた。ヘルミーナと出会った頃は彼女の方が十サントほど高かったのだが、今ではほぼ同じ身長になっている。 やせっぽちだった体型も、女性的な丸みを帯びたものへと変わっていた。 胸だけは水準以下であるが、ほっそりとした体つきとのバランスが美しく、それは十分に男を惑わせ得るものとなっていた。 だが、何よりの変化は、その目であろう。 もとよりつり目がちだった目は一段とその鋭さを増し、かなりキツイ雰囲気を放っている。 見たものを震え上がらせるような冷酷な目は、以前のルイズにはないものだった。 二人とも旅装を纏っているが、それが野暮ったい印象は与えない。 一般的に動き回るに向いていないメイジや僧侶用のローブを大胆に改造した着こなしは、それだけでセンスの良を感じさせる。 色はヘルミーナは紫を基調として、ルイズは黒。それぞれ二人のイメージと相まって、彼女たちの魅力を最大限に引き出していた。 「巣立ちを迎えていない火竜の幼体、本当に見つかるのかしら」 「こんな眉唾な情報を見つけてきたのはあなたじゃない。でも、もしも本当なら幼体の『竜の舌』、とても貴重だわ」 この二人、一般的なメイジとは違う、少々特殊な存在であった。 曰く、この世界でたった二人の『錬金術師』。 錬金術の練金は土魔法『練金』を意味するものではない。 素材を調合し、全く違う効果を持つ様々な薬やアイテムを作り出す研究者の総称、それが錬金術師である。 それがヘルミーナが召喚された翌日に、ルイズに語って聞かせたことだった。 そして今、彼女たちは旅の空の下にいる。 二人が出会った翌日、ヘルミーナは自分が錬金術師であること、材料の収集中に魔物に襲われ、その先にあったゲートに飛び込んで難を逃れたこと、そして自分は親代わりであった先生を捜して旅をしていたことをルイズに話した。 一方、ルイズはここがハルケギニアという世界であること、ヘルミーナは異世界から来たかもしれないということ、この世界に錬金術というものがないことを伝えた。 この頃になるとルイズも本来の冷静さを取り戻し、お互いに必要な情報の交換が行うことができた。 特に、お互いの関心事については念入りに話し合った。 ルイズにとっては、錬金術のその技。人工生命や死者蘇生、聞いたこともないような途方もない錬金術の奥義の数々。 ヘルミーナにとっては、異世界の存在とそれに付随する様々な未知なる事柄、そしてルイズが喪ったという少年の話。 そうしてお互いの関心事が分かったとき、ルイズはヘルミーナに申し入れたのだ。 『自分に錬金術を教えて欲しい』と。 ルイズのこの申し出をヘルミーナはしばし検討し、結果として承諾した。 そこにどの様な思惑があったのか、神ならざるルイズには分からなかったが、確かなことは自分が一筋の光明をつかんだという事実であった。 ヘルミーナは自分が元の世界へ戻るまでの間、ルイズに錬金術を教える、その代わりに自分が戻るための手助けをして欲しいと言った。 ルイズは一も二もなくこれを快諾し、この世界で最初の『錬金術師の弟子』となった。 そしてその日の夜、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールは学院から失踪した。 あれから三年、ルイズは一度もトリステイン魔法学院を訪れていない。当然ヴァリエール公爵家にも。 今、ここにいるのはただのルイズ。 貴族の名誉も、家族も、友人も、何もかもを捨て去った、ただのルイズであった。 「毎度思うんだけど、空飛ぶ箒ってこういったところでも使えれば便利じゃないかしら」 「仕方がないわ、あれはそういうものだもの。大ざっぱな移動はできてもこういうところを飛ぶのは向いていないわ」 ルイズの軽口にヘルミーナが相づちをうつ。 深い意味はない、毎度の愚痴と切り返しの応酬だ。 ルイズとヘルミーナは弟子と師匠、召喚者と被召喚者という関係にありながらお互い対等の立場をとっていた。 お互いが教師であり生徒、そんな二人は主人と使い魔の証である使い魔の契約、すなわちコントラクト・サーヴァントも済ませていなかった。 ルイズにとって使い魔とは生涯あの少年ただ一人であったし、ヘルミーナ自身も使い魔という立場を望まなかったからだ。 空飛ぶ箒の調合材料である風石の品質、その調合に使われる中和剤の元となるラグドリアン湖の水についてお互いに意見する。 いつも通りの大して実りもない雑談をしばし続けたあと、二人は目的地周辺に到着した。 「情報によればこの辺のはずね。ルイズ、準備は良い?」 「氷属性のブリッツスタッフでしょ。分かってるわ」 ルイズが背負った革袋から強烈な冷気を放つ杖を取り出すと、ヘルミーナも同様にそれを取り出して手に持った。 「標的はあくまで幼体だけ。もしも成体に見つかったら一目散に逃げる。良いわね」 「幼体を見つけたら二人でブリッツスタッフを使ってブレスを使われる前に倒す。手順は覚えてる、大丈夫よ」 彼女たち二人の目的は竜の舌、それも幼竜のそれだ。 竜の舌は錬金術の素材としても大変貴重なものであるが、その中でも幼竜のものとなるとその価値は跳ね上がる。 幼い竜は常にその周囲を成竜たちに囲まれて生活している。 単独で行動する成竜を相手にするよりも、幼竜を相手にする方がよほど骨が折れるのだ。 なぜそのような明らかに危険過ぎる幼竜を、女二人で探しているのか? それは今ルイズが手にしている一枚の紙切れに原因があった。 多数の火竜が生息する火竜山脈、彼女たちはそこへ鉱石の採集が目的でやってきた。 準備を整えるために立ち寄った麓の町に一泊したときのこと、彼女たちは酒場で気になる言葉を耳にした。 それは「火竜山脈の一角で、親とはぐれた幼竜を見かけた」というものであった。 普段ならそんな与太話、酔っぱらいの戯言と聞き流すところだったが、それが火竜山脈近郊で幼竜となると話は別だ。 ヘルミーナとルイズはそれを喋っていた傭兵風の男に近づいて、酒を奢り、しなだれかかり、女の武器を使って詳しい話を聞き出した。 商隊の護衛だという男は、昨日まで火竜山脈の一部を通る護衛の仕事についていたらしい。 多数の火竜が生息する火竜山脈は、ハルケギニアでもトップクラスに危険な一帯であることは間違いないが、山脈のどこへ行っても竜と遭遇するというわけでもない。 竜たちの生活圏の外ならば、その危険度は大幅にダウンする。 無論、群からはぐれた竜が出現する可能性も完全には否定できない、 そういうわけで、彼は竜のテリトリーの外を横断する商隊の護衛任務を引き受けていたらしい。 危険は大きいがその分報酬も大きい、運悪くドラゴンに遭遇しなければしばらく遊んで暮らせる。 そんなことを心の支えにしながら、怯えつつもきちんと護衛の仕事を果たしていた彼は、もうすぐ山脈が終わろうかというところでそれと遭遇したらしい。 まだ翼で飛ぶこともできないよう、幼い竜の子供。 幼竜の周囲に親竜たちがいる。 子育てに神経質になっている成竜たちは非常に好戦的である。 危険きわまりない幼竜と遭遇してしまった彼は、正直なところ死を覚悟した。 けれど、不思議なことに幼竜の周辺には他の竜の姿はなく、商隊が竜を刺激しないように息を殺して歩を進める間も、結局何も現れなかった。 そうして、商隊と男は無事に街へと到着したというのが話の顛末であった。 しきりにルイズのお尻を触ろうとする男をあしらいながら聞き出したのは、なかなかに貴重な情報であった。 最後に男に地図を見せて場所を確認してから、彼女たちは酒場をあとにした。 そして今ルイズが手にしている紙切れこそ、男が幼竜と遭遇したという場所が記された地図であった。 「まだこの辺に居てくれると嬉しいわね」 「ハルケギニアの竜の生態は分からないけれど、目撃されてからまだ三日。この周辺に居ると考えるのが妥当でしょうね」 その『周辺』とやらがどの程度の範囲なのか分からないから困るのだとルイズは嘆息した。 冬とはいえ、火竜山脈は暑い。 山頂付近の蒸し風呂じみた暑さではないにしろ、二人が今いる場所も十分に暖かかった。 加えて、街から山の入り口までは空飛ぶ箒で飛んできたものの、そこからは徒歩。 火竜の幼体がその場所を離れてしまう可能性を考えて、二人は割と強行軍でここまで上ってきている。 ヘルミーナもルイズも、弱音は吐かないものの、美しい顔を流れる汗は正直であった。 「……少し探して駄目なら、一度休憩にしない?」 「……賛成ね。ドラゴンも、もっとじめじめして空気が淀んでる地下に住めばいいのに」 そろそろ付き合いも長くなってきたこの師匠の変な趣味には口出しせず、ルイズはあたりを見渡して休憩ができそうな場所を探した。 ルイズの視界の端を、ちらりと動く何かの影が横切った。 「! ヘルミーナ! あそこ!」 胸元を手で扇いでいるヘルミーナを余所にルイズが指さしたその先、小高く積み上げられた岩の上、そこには赤い獣の姿があった。 大きさは牛ほどもあるだろうか。赤い鱗に覆われ、背中には折りたたまれた翼がある。 間違いない。ハルケギニア原産の火竜種の幼体であった。 ルイズが気づくと同時、幼竜もルイズたちを確認したのか、威嚇の唸りをあげた。 発見したのはルイズ、だが先に反応したのはヘルミーナ。 「ブリッツスタッフ!」 ヘルミーナが手にした杖の先端を幼竜へと向けると、そこから一直線に強烈な冷気が迸った。 同時、幼竜の喉の奥がオレンジに輝き、恐怖と共に語られる火竜の象徴、ファイアブレスが放たれた。 幼くともドラゴンはドラゴン、そのブレスはヘルミーナのブリッツスタッフの冷気を相殺せしめる程の威力があった。 しかも、その余波は二人の肌を軽い熱波をもって炙っていった。 相殺どころか、押し負けている。 熱気と冷気がぶつかり合い、その余波で発生した水蒸気、それによってルイズたちの周囲はまるで霧にでも包まれたかのようになっていた。 「ヘルミーナ! 杖!」 そう言ってルイズは手持ちのブリッツスタッフをヘルミーナに放り投げた。 ブリッツスタッフはその性質上、使えば使うほどに充填された魔力を消費していくマジックアイテムである。 つまり、追撃には初撃以上の攻撃力は望めない。 その最初の一撃がブレスを押し返せないと分かった以上、彼女たちが考えていたブリッツスタッフを使って、遠くから力任せに押し切るという作戦は使えなくなったのである。 真っ白の視界の中、ドラゴンがいた方向へと一直線に駆けるルイズ。 懐から小さな杖とピルケースを取り出し、器用に片手でケースの中身を口に運ぶ。 口に含んだ錠剤を奥歯で噛み砕き嚥下して、次に呪文を唱え始める。 薬の助けを借り、意識と肉体とを切り離す。意識は呪文に集中し、体はただ最初に決めた通りに前へ向かって走るだけ。 そうして彼女は走りながら、見事呪文を完成させた。 霧が薄れ、再び視界が戻ったとき、幼い竜の目にはナイフを片手に持った女が自分へ向かって走ってきているのが映っていた。 このとき、幼い竜は飢えていた。数日前に親竜とはぐれて以来、常に空腹だった。 しばらく前に餌になりそうなものを見かけたが、それは数が多く体が大きく、諦めざる得なかった。 今回見つけた餌はそのときのものと同じ形をしていたが、先のやつよりも小さく、何より柔らかくて美味そうだった。 目の前の餌を食べる。捕食者の頭は、その原始的な欲求を満たすことでいっぱいになっていた。 幼竜の顎が開く。今ぞ高熱のブレスが吐き出されるという段となっても、駆けるルイズに怯みは感じられない。 だが、ドラゴンにしても躊躇いはない。 真っ直ぐに岩場を上ってくるルイズに向かって、灼熱のファイアブレスが浴びせかけられた。 これで終わり、一巻の終わり。 人の身でドラゴンのブレスの直撃を受けて、無事で済む道理などありはしない。 だが、次の瞬間獲物を確認しようとのそりと動いた幼竜を襲ったのは、腕に走る焼け付きような鋭い痛みだった。 「ギッ!」 突然襲った未知の感覚。それは不快で、ひどく幼竜を苛立たせるものだった。 「ギャギャッ!」 体中を使って痛みと怒りを露わにする。 そうしてじたばたと手足を振り回す幼竜から、素早く飛び退いた影一つ。 五体満足で、火傷一つ負っていないルイズの姿。 その手には赤い血を滴らせた、一振りのナイフ。 しくじった。 折角のイリュージョンの魔法が成功したというのに、肝心のナイフは幼竜の腕に傷を負わせることしかできなかった。 正面に投影した幻を囮に使い、自身は側面から奇襲を仕掛ける。そして首尾良く接近したならば必殺の一撃でもって絶命させる。 これがルイズの計画であったのだが、詰めが甘かったとしか言いようがない。 幼竜は未だ健在であるし、そのどう猛さは手負いになったことで、ますます手がつられなくなってしまった。 本来ならこれは一時退却して体勢を立て直すのが定石。だが、それを決行するにはルイズはブレスの射程範囲内部に、深く入り込み過ぎてしまっていた。 引けば丸焼き良くて生焼け、ならば攻めるか? これもまた上手い方法とは考えにくい。 今のルイズの位置は引くには近過ぎるが、攻めるには遠過ぎる。 ならばどちらがマシか? 頭がその回答を導き出す前に、ルイズの体は前へと飛び出した。 弾丸のような俊敏さをもって飛び出したルイズを見て、竜は大きく口を開けた。 喉の奥では既に赤い焔が灯されている、あとはその塊を怒りに任せて吐き出すだけ。 あるいは、幼竜が冷静であったならば、また違った行動に出ていたかもしれない。 自分に躊躇いなく近寄ってくることや、これだけ火を吐いても未だ食事にありつけないでいることで、危険を察知して逃げ出していたかもしれない。 だからそれはある意味では不幸中の幸い、ルイズの功績だったかもしれない。 とにかく、竜は怒っていた。 怒っていたのである。 幼竜の口から、炎の吐息が放たれた。 正面から飛び込んでいったルイズの目の前が、美しいオレンジの光で埋め尽くされる。 それはとても綺麗で、あの夜に、石塀の上から見下ろした闇によく似ていた。 ルイズの耳元で、誰かが囁いた。 ただのルイズになって以来、何度も耳にした甘い誘惑。 (これでサイトのところに行けるのよ) サイト、その名前を思い浮かべただけでルイズの心がキリキリと痛みを感じた。 自分を残してどこかへ行ってしまったあの少年、誰かが書いた悪魔のシナリオの向こう側に消えてしまった大好きだった彼。 そのサイトに逢える、また逢える。 それを思うだけでルイズの体は力を失ってへたり込みそうになってしまう。 「ブリッツスタッフ!」 彼女を幻想から連れ戻したのは相棒の鋭い叫び声だった。 目前に迫った赤い瀑布に、白色の寒波が叩きつけられる。 瞬く間に周囲はもうもうと水蒸気が立ちこめ、視界を奪った。 いつの間にか幼竜とルイズの延長上へとその位置を移動させていたヘルミーナが、ブリッツスタッフに込められた冷気の魔力を解放し、ルイズの背中越しにそれを放ったのだった。 甘美なる誘惑に屈しかけた精神が、強引に現実へと引き戻される。 意識が飛びかけていたそのときも、ルイズの両足はきちんと目標地点へ向けて動いてくれていた。 ルイズが気がついたとき、そこは既に竜の眼前。手を伸ばせば触れられる距離だった。 驚いた幼竜が再びその口を開けてブレスを吐きかけようとする。 だが、四度目のブレスが放たれるより早く、ルイズの手中にある白銀がきらめき、鱗ごとその喉元を真横に切り裂いていた。 ファイアドラゴンの幼子が横たわっている。 その喉元からは赤い血が噴水のように勢いよく噴き出して、周囲を赤く染めていた。 「お見事な手並みだわ」 返り血を浴びるルイズの背後から手を叩く音がする。 ルイズが振り返るとヘルミーナが小さく拍手しながら岩山を上ってきているところだった。 「うつろふ腕輪はあなたに渡しておいて正解だったわね」 非力なルイズが、幼いとはいえ竜の鱗の防御を貫けた要因、ルイズの右手にはめられた腕輪を見ながらヘルミーナが言った。 うつろふ腕輪、人間の力を引き出すことができる腕輪。 しかもルイズが手につているそれはヘルミーナの特別製。武器を使った直接攻撃でなら、ドラゴンの鱗も切り裂けるかもしれないと、以前彼女が笑って話していたものだったのだが、本当に切り裂けたのは驚きであった。 「さて、仕上げね」 幼竜相手とはいえ、竜殺しを成し遂げたという感慨もなく、無表情のままのルイズが倒れた獲物に向き直った。 喉と口から血を溢れさせる幼竜、その口からはヒューヒューと風が抜けるような音が漏れている。 そのどう猛さとはアンバランスなつぶらな瞳が涙に濡れて、鮮血にまみれたルイズを見上げていた。 ルイズはそんな竜の姿を見ても眉一つ動かさずにその場に片膝をつく。 ついた左の膝を竜の下顎に、そして右足の裏を上あごへと当てて、足に力を込めてその口をこじ開けた。 そして、血の海になった口内に目的のものを見つけるとルイズはそれを素早くつかみ、根本からナイフを使って刈り取った。 直後激しく痙攣する幼竜から、ルイズは転がるようにして距離を離すと、ゆっくりと立ち上がった。 その左手には。血まみれの竜の舌。 「終わったわ」 「そう、それじゃ時間も早いし戻りましょうか」 二人は特にそれ以上この件に関して話をすることもなく、先ほど上ってきた山道を下山し始めたのだった。 そのあとには、哀れな竜の骸が一つ。 前ページ次ページヘルミーナとルイズ
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魔法少女おりこ☆マギカ 外編 より 美国織莉子を召喚 ゼロのルイズとオラクルレイ 01 ゼロのルイズとオラクルレイ 02 ゼロのルイズとオラクルレイ 03
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Eルイズ No.227 タイプ:ノーマル 特性:めんえき(どく,もうどく状態にならない) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 90 80 80 80 90 70 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) かくとう いまひとつ(1/2) --- いまひとつ(1/4) --- こうかなし ゴースト 同タイプ人形比較 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 EリリーW 120 60 100 60 100 60 Eもみじ 90 120 80 40 60 90 Eてぃ 95 75 75 75 75 90 Eこいし 95 85 90 140 65 80 Eことひめ 90 85 75 85 85 70 Eルイズ 90 80 80 80 90 70 Eむげつ 100 75 70 75 120 80 あきゅう 50 30 30 40 90 60 Eオレンジ 255 20 80 35 20 60 ナズーリン 80 100 65 60 85 100 Eルイズ 覚える技レベルアップ 技マシン タマゴわざ 覚える技 レベルアップ ちびルイズ ルイズ Eルイズ 技 1 1 1 はたく 7 7 7 まるくなる 11 11 11 たまなげ 15 15 15 かげぶんしん 19 19 19 うたう 23 24 24 アンコール 27 29 29 バリアー 31 34 34 たたきつける 35 39 41 ピヨピヨパンチ 39 44 48 おだてる 43 49 55 ミラーコート 47 - - じたばた - 54 62 がむしゃら 技マシン マシン 技 技06 どくどく 技07 あられ 技09 めいそう 技10 メロメロ 技11 にほんばれ 技12 ちょうはつ 技15 LUNATIC 技16 ひかりのかべ 技17 まもる 技20 しんぴのまもり 技27 おんがえし 技32 かげぶんしん 技33 リフレクター 技37 すなあらし 技39 がんせきふうじ 技42 からげんき 技44 ねむる 技45 あさのひざし 技49 よこどり タマゴわざ くすぐる あまいかおり しろいきり マッドボム キノコのほうし てだすけ
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前ページ次ページルイズの魔龍伝 3.使い魔ゼロの学園生活 目を覚ましたゼロが目にしたのは朝焼けが窓に差し込んでいる見知らぬ部屋だった。 ベッドで静かに寝息を立てている少女を目にし自分の今の状況を改めて認識する。 「(そうだったな、俺はこの娘に召喚されてここへ…)」 「んにゅ…クック…ベリーパイ…おいしいわぁ…もっと持ってきなさいよ…ガンダム…」 「…全く良い気なもんだな、このお嬢様は」 それに合わせるかのように寝る前に交わした会話が蘇って来た。 “下着の洗濯”、あまり乗り気しない頼みではあったがやらなかったらそれはそれで騒がれるに違いない。 どうせ子供の着るものだし早い内に済ませて朝の鍛錬でもしようと思い立ったゼロは 剣を片手に、もう片手に下着を掴んでルイズの部屋をそっと後にした。 「…洗濯する場所なんて聞いてないぞ」 が、学園内でルイズに教えてもらった場所を転々としながらゼロは早々に迷っていた。 トリスティン魔法学院で働くメイドの朝は早い。 日も昇らぬ内に起床し、掃除洗濯から貴族達の朝食の準備の支度までまるで戦争のように 総勢でバタバタとこなす。そんな朝の争いの少し前、水を汲みに空の桶を持って走る少女が一人。 ここに仕えるメイドの一人、シエスタである。 「お水を汲んで…洗い物をまとめて…」 「すまないがちょっといいか?」 「あ、はい…ぃいっ!?」 今日の仕事の口にしながら水汲み場まで駆けていたシエスタが振り向くと 標準サイズに比べてはやけに小さいゴーレム(の、ような何か)が立っていた。 人の形を模しているのは何となく分かるが2~2.5頭身と相当に縮められていて まるで子供が遊ぶ組み立て式の人形のような、そんなイメージがした。 「衣服の洗い場を探しているのだが……」 「洗い物ですね、もしよければ私にお任せくださいませんか? この後洗濯物をまとめて洗うので、使い魔さんのご主人のお名前さえ言ってくだされば後で 私がお部屋までお届けしますわ。」 知らない洗い場まで行って女性の下着を洗うという未知の領域の仕事を任されたゼロにとって これは渡りに船であった。 「すまないが…その…これを」 「はい!承りましたわ!」 ゼロが恥ずかしそうにしながらシエスタへ手にした下着を渡し、笑顔で受け取るシエスタ。 が、このメイドの話し振りから一つの疑問が浮き上がる。 「(洗濯・掃除・その他雑用というのは普通使い魔が行うものでは…ないよな、うん)」 昨晩一緒に食事をした使い魔達が思い出されるが、どう考えても火を吹くドラゴンだの 浮いてる目玉だの一般庶務に使うには手に余るどころか部屋が壊れそうな面子ばかりだ。 「ルイズ…俺は召使いか何かなのか…」 「あの…ひょっとしてミス・ヴァリエールの使い魔さんですか?」 「あぁ、そうだが?」 「昨日の事なのに“ヴァリエールの小さなゴーレム”ともう噂になって私達も聞き及んでますわ」 「…へ?」 「皆は笑ってますけど、とても奥ゆかしいのですね。私ちょっと驚きました」 「え、ちょっ」 「それでは私は仕事に戻りますので失礼しますねゴーレムさん」 笑顔のシエスタはそう言うと足早にまた走り去っていった。 「俺…ゴーレムじゃないのに…トホホ…」 朝から何かに負けたような気分に打ちひしがれたゼロであった。 「…フゥッ、ハッ!」 噴水の近くで黙々と剣を振るい朝の鍛錬に打ち込むゼロ。 手にしている剣はかつて彼が手にしていた剣ではない、旅の途中で手に入れた普通の剣である。 彼の相棒は全てを終わらせた後戦友に預けた。 傷つき、全ての力を失った相棒をこれ以上手にする事も、使う事もない。 何より亡き父が残した唯一の形見であったからだ。 ゼロがルイズの部屋に戻るとルイズがふくれっ面でベッドに腰掛けていた。 「あぁ、おはようルイズ。ちょっと剣の鍛錬に」 「使い魔なら起こしなさいよぶぁかーーーーーーーーーー!!」 朝の挨拶は怒号から始まった。 「まったくいつもの調子で起きちゃったじゃないのよ!そこのクローゼットの一番下から下着!」 「え?」 「私に一式着せるのも使い魔の仕事!早くしなさいよ!」 とりあえず下着を出してルイズに渡し、ネグリジェを脱ごうとしているルイズに気づいて 慌て後ろを向きつつ制服を取る。 「服!」 そのままルイズの方へ腕だけ伸ばし制服を渡そうとするが 「着せて」 の一言で遮られた。 朝起こさなかった事とルイズの機嫌の悪さがあり仕方なくルイズに制服を着せてゆくゼロ。 「普通、使い魔に服を着させるもんじゃないんじゃないのか?」 「いいもんアンタ喋れて手足が使える使い魔だし」 「……次からは自分でやれ」 着替えが終わった後は手早く自分の鎧を着けて、共に部屋を後にした。 「あらぁ~、おはようゼロのル・イ・ズ」 「…おはようキュルケ」 部屋を出た二人の目の前に一人の女性が立っていた、長身に燃えるような赤い色の長髪、褐色の肌。 ルイズと同じ制服を着ているが上のボタンはしめられずそこから豊満な胸の谷間が見える。 「で、それが話題の“ヴァリエールの小さなゴーレム”ってわけね~ふぅ~ん」 キュルケがゼロをじろじろと見る。 「何ていう名前なの?」 「俺はゼr」 「こいつはガンダムっていうのよ!うん!ガンダム!」 ぜロが名前を言いかけた所でルイズが割り込んで名前をガンダムだという事にしてくる。 異様なまでに「ゼロ」と呼ばれたくないその態度がゼロとしては少々気にかかっていた。 「ガンダムねぇ…変わった名前だしおもちゃみたい」 「なっ!」 「なんですってぇこのおっぱいオバケ!」 驚くゼロと憤慨するルイズをよそに自信満々な態度で 「私の使い魔見てみるぅ?フレイム~」 と呼ぶとのそっ、とキュルケの後ろから赤い大トカゲが出てきた。 それは昨夜ゼロに肉をあげようとしたあのトカゲ。 きゅるきゅると鳴きながら近寄ってきたフレイムの頭をゼロが撫でる。 「お前か、よしよし」 「…何でガンダムがキュルケの使い魔の事を知ってんのよ」 「昨日飯を食べていたらこいつが肉をくれようとした」 「あらぁ~ご主人様と違って使い魔同士仲良くやってるようじゃな~い?」 キュルケがさも勝ち誇ったような顔でルイズに満面の笑みを見せる。 「…食堂に行くわよ!」 「あ、あぁ」 声を荒げながら足早に去るルイズを追ってゼロも後を追いかけて行った。 「うちのフレイムがそこまで懐くなんてあのゴーレム、何なのかしら…」 しかも今飯って…ゴーレムってご飯食べないわよね?」 「きゅる…きゅるきゅる」 「全くヴァリエール家の使い魔がツェルプストー家の使い魔から 情けをかけられるなんて恥よ!罰として朝食は抜き!」 「理不尽すぎるぞ!」 「いい事?我がヴァリエール家と憎きツェルプストー家の因縁はそれは長きに渡るものよ!」 と、食堂まで歩きながらその因縁とやらを話すルイズ。 耳が痛くなる思いをしながら食堂まで歩いたが、入り口前でルイズがご機嫌斜めに 「さっきも言ったけど朝食抜きだからアンタはここまで」 と言い放った。 「…やはり召喚された時に学院から出た方が良かったな」 空腹が身に染みるのを我慢しつつ、食堂入り口に突っ立っているゼロであった。 授業の時間になり、ゼロは教室の後ろの壁にもたれかかって様子を見ていた。 何人かの生徒がこちらを見ているのが少しうっとおしかったが生徒の方を一睨みすると そそくさと席に向き直る。 「(…俺を何だと思ってるんだ)」 ゼロの横にはフレイムが寝ていた他に、教室に入れるぐらいの中型の使い魔が暇そうにしていた。 窓の外を見ると教室に入りきらない大きな竜(ルイズに聞く所によると風竜というらしい)が 佇んでおり、教室の様子を横目で伺っている。 「…確かにこの使い魔の中では俺は目立つ、か」 生徒がこちらを伺うのは“ゼロのルイズが召喚した変な使い魔”というのが もっぱらの理由であったのにはゼロは気づいていなかった。 「皆さん、おはようございます」 教室に入ってきた中年のふくよかな女性、シュヴルーズの声が響く。 「春の使い魔召喚は大成功のようですわね。このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に 様々な使い魔たちを見るのがとても楽しみなのですよ」 後ろに陣取った使い魔を次々と眺めるシュヴルーズの目がゼロに留まった。 「おや、珍しい使い魔ですねミス・ヴァリエール」 ルイズ以外の生徒から一斉に笑い声が上がる。 「出来損ないのゴーレムじゃ仕方がねーよなー!」 「うるさいわね風邪っぴき!」 「俺は風邪っぴきじゃなくて“風上”だ!ろくに召喚できないゼロの癖に!」 「ミス・シュヴルーズ!このうるさい風邪っぴきに注意して下さい!」 「喧嘩両成敗です」 シュヴルーズが杖を振るうと、ルイズ、そしてルイズと口論していた微笑みデブな男の子、マリコルヌの 口に赤土が一瞬でふさがった。 「罰としてこの状態で授業を受けてもらいます」 赤土を剥がす二人をよそにシュヴルーズの授業が始まった。 授業内容は年度最初の授業、という事でごく初歩的なこの世界における 属性の概要から始まっていた。 「『土』系統の魔法は……この魔法がなければ重要な金属も……皆さんの生活に密接に関係……」 「(生産・加工・建設・農業…魔法が産業の根幹まで関わってるとはな… なるほど、魔法が使える貴族がここまで権力を持つのも無理は無い)」 「(そういえばルイズが魔法を使っているのを見た事が無いな…)」 シュヴルーズの講義を聴きながらゼロはルイズの事を思い返していた。 魔法が使えるのが貴族、あのプライドの高い性格からして誇示の為に多少は使ってもよさそうなのだが 彼女は最初の召喚以外魔法を使っていないのだ。 「(…ま、これぐらいなら聞いても怒られないかな)」 ゼロは近くにいたルイズにこっそりと近寄って疑問をぶつけてみる事にした。 「ルイズ」 「何よ授業中に」 「俺を召喚してから魔法を使ってないよな、何か魔法を使わない理由でもあるのか?」 「アンタには関係ないわよ!」 「ミス・ヴァリエール!使い魔との交流は結構ですがそういった事は後でお願いします」 「すっ、すみませんミス・シュヴルーズ!」 ゼロの質問に思わず語気を荒げたルイズにシュヴルーズの注意が入った。 「では、次に土系統の基礎的な魔法、“錬金”に話を移しましょう」 授業の内容が“錬金”に移る。石を金属に変えるといった魔法でシュヴルーズが実演として 石を真鍮に変えてみせた。 「では…さっきおしゃべりをしていたミス・ヴァリエール、貴女に実際に錬金をしてもらいます」 その言葉を発した途端、教室の空気が一瞬止まった。 「ミス・シュヴルーズ!ルイズに錬金を行わせるのは止めておいた方が良いかと思われます!」 一番最初に口を開いたのはキュルケだった。いつもの軽口ではない、真剣味を帯びた一言。 「そうですミス・シュヴルーズ!ルイズに魔法を扱わせてはなりません!」 「彼女では荷が重過ぎます!」 「ルイズが錬金だなんて絶対無理ですムリムリムリムリかたつむりです!」 等と、次から次へとルイズの錬金に対する警告が周りの生徒から飛び出す。 「ミス・ヴァリエールは大変努力をなされてると聞きました、誰にだって得手不得手がありますから 多少の不出来など気にしなくて結構です。さぁ、やってごらんなさい」 席を立ったルイズが教壇の前に立ち、目の前に置かれた石ころに対して杖を構える。 ここは見守っておきたいゼロだったがその過程までに全ての生徒が椅子の下に隠れたり 席を立って後ろの方の机に退避している様子がかなり気になっていた。 「(…何でここまで大げさな反応なんだ?)」 先ほどの生徒の反応ぶりから今までの馬鹿にしたそぶりは感じられない、確実に“何か”あると 読んだゼロは教室の一番後ろ、入り口近くまで移動してルイズを見据える。 「(杞憂であれば…)」 「ではミス・ヴァリエール、この石を錬金で金属に変えてごらんなさい」 ルイズが呪文を唱えて構えた杖を振り下ろしたその瞬間、まばゆい閃光と轟音と共に石が爆ぜた。 爆発は教室全体に及び入り口からは黒煙がもうもうと立ち上がっていた。 「敵か!?」 ゼロは咄嗟にその場に屈んだのと、ルイズから離れていたためさほど被害は無かった。 爆発の衝撃で暴れる他の使い魔達をよそに、ゼロが立ち上がりながら背中の剣に手をかける。 が、目の前の光景は爆発によって所々崩れた教室と、隠れてジッと動かない生徒達 そして黒板の前に倒れて伸びているシュヴルーズと 教壇の前で傲岸不遜といった感じで腕を組むルイズの姿だけだけであった。 「ちょ~っと、失敗したみたいね」 いつもの調子で言い放つルイズ。 「ふざけるな!どこがちょっとだゼロのルイズ!」 「貴女が魔法を使うといつもこうではありませんの!?」 「今まで成功した試しが無いじゃないか確率ゼロのルイズ!」 「俺の使い魔がアッー!」 隠れていた他の生徒達が猛然とルイズに抗議していた。 「(…“ゼロ”、か)」 ゼロはルイズがゼロと呼ばれている理由と、自分をゼロと呼ばない理由をようやっと理解していた。 「…」 「…」 ボロボロになった教室でゼロとルイズが黙々と片づけをしていた。 シュヴルーズが再起不能になったため授業は中止、魔法を使ったルイズがその責を負い 罰として魔法を使わないでゼロと片づけをしていたのである。もっとも、魔法を使えばこうなので 必然的に自力でどうにかするしかないのは自明の理なのだが。 ゼロは破片や使い物にならない椅子や机を外へ運び出しては新品のものと取替え ルイズは無事だった道具を雑巾で拭いていた。 「主人の問題は使い魔の問題」とゼロも巻き込まれた訳ではあるが ゼロはあまり抗議する気にはなれなかった。無言ではあるが彼女の顔からは悔しさが見て取れたからである。 「ルイズ、この机は何処に置けば…」 「なんで…」 「え?」 「なんで何も言わないのよ…」 ルイズが机を拭きながら唐突に聞いてきた。今まで無言だっただけに少しドキリとするゼロ。 「その…だな…」 「分かったでしょ?私がゼロって呼ぶのも呼ばれるのも嫌な理由」 ボロボロの衣服も相まってかルイズの放つ言葉が痛々しく聞こえる。 「…俺は気にしてはいない、俺をガンダムと呼びたいならそう呼べばいい」 「嘘よ…どうせ心の中では見下してるんでしょ?魔法も使えない、貴族の出来損ないだって」 「ならもっと研鑽を重ねればいい、笑う奴は放っておけ」 「そうやって来たけど…でも…魔法だけは駄目だった…一杯勉強しても、知識を目一杯覚えても… 魔法は応えてくれなかったわ!いつも爆発して、失敗して、ゼロって…」 机を拭く手は止まっておりルイズは体を震わせていた。話している内につい感情的になり 胸の内を、今までの自分を目の前の使い魔に吐露していた。 「ルイズ」 「放っておいてよ!使い魔をやめたいならさっさとここから出てけばいいじゃない! どうせゼロよ!私には何もないのよ!」 こういった癇癪には慣れておらず、どうにもルイズを扱い損ねているゼロであった。 「俺の剣の流派は雷龍剣(サンダーソード)っていう流派なんだ」 「いきなり何よ」 「雷龍剣ってのは一子相伝、つまり継承する人が一人だけだ。」 「…効率悪いのね」 「まぁ、な。そして継承者には技と共に専用の剣も受け継がれる。 それでその継承者を決める戦いってのがあって俺はもう一人の継承者候補と戦ったんだ。 だが俺はそいつに負けてた。なのに最終的に継承者になったのは負けてた俺だったんだよ」 「何でよ」 「相手が言うには“あの剣がお前を選んだ”からなんだそうな、それで相手が辞退した。」 「剣が人を選ぶって…インテリジェンスソードじゃあるまいし」 「さてね」 「で、今の話が何なのよ」 「えーっとだな、うん、今は魔法が使えないからといって決して劣っている訳じゃあない。 実は凄い力秘めているのかもしれないからな、うん」 「で?」 「でだな…その…剣が人を選ぶように使い魔だって人を選ぶと思うんだ。 別に嫌味じゃない、俺がお前に呼ばれたのも何か因果があっての事だろうと俺は考える。 だからだな…あー…せっかく召喚したんだ、俺を信じろ。話ぐらいなら聞いてやるから…」 「もしかして私の事を…慰めるつもりで?」 「あ、あぁ…」 「…ったく、全然慰めになってないじゃないのよ」 たどたどしく話すゼロの姿を見て完全に飽きれきったルイズ。 その姿を見てゼロはとりあえず一安心していた。 「今のはちょっとからかっただけよ、アンタの姿が馬鹿らしくてもう演技する気にもなれないわ」 「ま、そのくらい元気なら涙ぐらいは拭いておくんだな」 「おっ、女はねぇ!嘘泣きが得意なの!だからこれも嘘泣き!」 そう言ってブラウスの袖で顔をぐしぐしと拭いた後、ルイズはいつもの調子に戻っていた。 「あとはやっておくから、ルイズは部屋に戻って着替えたらどうだ? 流石にその格好は俺の目から見てもよろしくない」 「言われなくても着替えるわよ!もう!」 色んなところがボロボロになった服に気づいたルイズは机を拭いた後さっさと教室を出て行った。 「ただのじゃじゃ馬娘かと思えば……やれやれ、複雑だな」 そう呟きながら一人机を運ぶゼロ。とても似つかないものではあったが かつて雷龍剣と共にがむしゃらに父の仇を追っていた自分の姿をルイズに重ねていた。 前ページ次ページルイズの魔龍伝
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(るいず) 「やっぱり、ここから入ってこようとしてたわね!」 LV HP 力 速 体 知 種族 サイズ EXP ドロップアイテム 13 572 12 32 33 51 1x2 ソウルジェム 属性耐性 状態異常耐性 フィールド耐性 特記事項 善、悪に強い 眠り なし 逃亡不可 ※Ver1.05時点のステータス。 使用技 ブルーファイア 単体対象の有射程攻撃。 ??? (???) 「出番よ実験体! 侵入者をかわいがってあげなさい!」 LV HP 力 速 体 知 種族 サイズ EXP ドロップアイテム 12 416 44 35 45 32 2x4 ソウルジェム 属性耐性 状態異常耐性 フィールド耐性 特記事項 善、悪に強い 眠り なし 逃亡不可 ※Ver1.05時点のステータス。 使用技 ライトブレード 単体対象の近接攻撃。多段ヒット技。 レフトブレード 単体対象の遠距離攻撃。 攻略 戦闘開始直後に現れる三体の???が戦闘フィールドの大部分を塞いでしまうため、 ルイズにまともに攻撃するためには先にコイツらを倒す必要がある。 ???の攻撃で危険なのはライトブレード。 多段ヒット技なので多少運が絡むとは言え、全段ヒットすると結構痛い。 そのため距離を離して戦うのが基本だが、レフトブレードの射程がそれなりに広く、思わぬ所から攻撃される事もあるので注意。 分散して攻撃するよりも一体ずつ集中的に攻撃して早めに倒すと良い。 ???を全て倒すとルイズがブルーファイアを連発してくるが、攻撃力はそれほど高くはないので、 ???さえ倒してしまえば後は大して苦労しないだろう。 キャラクター概要 東方旧作の「東方怪綺談」の2面ボスとして登場した魔界人。 魔界から人間界へ向けて旅行しようとしていたが、 魔界と人間界の境界で運悪く靈夢たち主人公勢に出会ってしまった。 ???の元ネタはナンバー128。 ファイナルファンタジーVIに登場するボスモンスターである。 原作には正面を向いたグラフィックしか存在しないため、 側面や背面のグラフィックはドッターの手打ちによるオリジナルらしい。 本作では、霊烏路 空の能力を用いた核兵器製造プラントを止めるため、 地上部隊を囮として地下から侵入してきた魅魔達に襲い掛かった。 尚、明羅はこの時に???を見て「実験体!?まさか!」と驚いており、 明羅が実験体について何か知っている事が仄めかされている。
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「『巨人の剣』が盗まれたそうじゃなコルベール君」 オールド・オスマンが髭を撫でながら何時もより低い声で言うとコルベールは禿からでる冷や汗をハンカチで拭き取った 「はい、犯人は今貴族の間で被害が多い『土くれのフーケ』だそうです。宝物庫の壁にそう刻まれていました」 「ふむ・・・・、で目撃者がいるそうじゃが」 「はい、二年生のミス・ツェルプトー、タバサ、それとミス・ヴァリエールです」 するとオスマンはピクッとした 「今なんと言った?」 「はい?二年生の」 「違う最後に言った生徒じゃ」 「ミス・ヴァリエールですか?」 「彼女の使い魔もその場に居たのか?」 「さあ?使い魔は目撃者に入りませんから」 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 第5話 甦る天空よりの使者 「これが昨日の事件の目撃者三人です」 そう言ってコルベールが深刻な顔をした教師達の前にルイズ、キュルケ、タバサ、使い魔なので数えられてロムを連れてくる 「ふむ・・・・、では君たちが見た事を詳しく説明したまえ」 ルイズが前に出て見たことを述べていった 「あの、大きなゴーレムが現れて、ここの壁を壊したんです。肩に乗っていた黒いメイジが何かを・・・・ その・・・・『巨人の剣』だと思うのですがとにかくゴーレムが崩れ去った後もうそこには黒いメイジは居なかったのです」 「ふむ・・・・、後を追おうと思うにも手がかりは無しか・・・・」 オスマンが髭を撫でて頷く、そしてコルベールに尋ねた 「時に、ミス・ロングビルはどうしたね?」 「それが、朝から姿が見えなくて」 「この非常時に何処へ行ったのじゃ?」 そんな風に噂をしていると、ミス・ロングビルが現れた 「ミス・ロングヒル!こんな大変な時に何処へ行っていたのですか!」 コルベールが捲し立てるがロングヒルは落ち着きながらオスマンに告げた 「申し訳ありません。朝から急いで調査していたもので。犯人が国を荒らし回っているフーケの仕業と聞き、直ぐに調査してきました。」 「仕事が早いの。で、結果は?」 「はい、フーケの居どころがわかりました。」 「なんとー!」 コルベールがすっとんきょうな声をあげた、ロングビルは続けて言う 「近所の農民に聞き込みをした所、どうやら森のの廃屋に入っていった黒ずくめのローブの男を見たそうです」 (男?剣を投げた時に見せた顔、あれは男だったのか?顔つきから女だと思っていたが・・・・) ロムが疑問に思っているとルイズが叫んだ 「間違い無いです!黒づくめのメイジ・・・・、それがフーケです!」 オスマンは目を鋭くしてミス・ロングビルに尋ねた 「そこは近いのかね?」 「馬で四時間という所でしょう」 「ではすぐに王室に報告して衛士隊を!」 コルベールが叫ぶとオスマンは目を向いて怒鳴った 「馬鹿者!王室なんぞに知らせる内にフーケは逃げてしまうわ!身に振りかかる火の粉を払えないようでは何が貴族じゃ! この学院で起きた事件なら当然我らで解決する!」 ミス・ロングビルは微笑んだ。まるでこの答を待っていたかのように オスマンは咳払いをすると有志を募った 「では捜索隊を編成する。我はと思う者は杖を掲げよ」 掲げたのはルイズ、キュルケ、タバサであった 「ふむ、ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つだと聞いているが」 タバサは返事もせずに突っ立っていたが教師達は驚いて彼女を見つめた 「本当なのタバサ?シュバリエって余程の実力がなきゃ貰えない称号じゃない!」 驚くキュルケに対してオスマンは更に語る 「ミス・ツェルプトーはゲルマニアの優秀な軍人を数多く輩出した家系の出で、自身も炎の魔法に長けると聞いておるが?」 キュルケは得意気に髪をかき揚げる それからルイズは次は自分の番だと胸を張るが、オスマンは困った顔で目を逸らし 「その・・・・ミス・ヴァリエールは数多くの優秀なメイジを輩出したヴァリエール家の息女で、うむ、なんだ 将来有望なメイジと聞いておる、してその使い魔は」 オスマンは後ろで立っていたロムを見る 「平民ながらあのグラモン元帥の息子であるギーシュ・ド・グラモンに決闘して勝ったと聞く」 「ああ!そうですぞなんせ彼はガンダー、ハッ!」 コルベールは思い付いたように言おうとするが止めた 「魔法学院は諸君の活躍期待しておる。頑張ってくれ」 ルイズとキュルケとタバサは真顔となって「杖にかけて!」と唱和し、一礼した 「では馬車を用意しよう。ミス・ロングビル、目的の場所までの案内を頼むぞ、彼女達を助けてやってくれ」 「はい、オールド・オスマン」 「では解散!」 それぞれが部屋を後にするがオスマンが言う 「ああ、ミス・ヴァリエールの使い魔君、君だけは残ってくれ。君に話がある」 「学院長、こいつに何の様で?」 ルイズがきょとんとした顔で尋ねる 「ああ、悪いようにはせんよ。すぐに終るから」 そして部屋にロムとオスマンだけが残った。そして「俺に何か?」 「君は異世界から来た使い魔で人間では無いと聞く」 ロムはああっと頷いた 「・・・・もしこの事件が無事に解決したらワシの下に来てくれ。では頼んだぞ」 そしてロムは退室した。外でルイズに失礼はしなかったかと怒鳴られていた 「頼んだぞ、ガンダールヴ」 「ミス・ロングビル、手綱なんて付き人にやらせればいいじゃないですか」 「いいのです、私は貴族の名を無くした者ですから」尋ねたキュルケはきょとんとした 「だって貴女はオールド・オスマンの秘書なのでしょ?」 「ええ、でもオスマン氏は貴族や平民だということにあまり拘らない人ですわ」 「もし宜しければ事情を詳しく・・・・」 するとキュルケはルイズに肩を掴まれた。 キュルケは振り返ってルイズを睨んだ 「なによヴァリエール」 「よしなさいよ昔の事を聞き出そうとするなんて」 「暇だからおしゃべりしようと思っただけじゃないの」 「あんたの国じゃどうか知りませんけどこのトリステインでは恥ずべきことなのよ」 キュルケはつまらなさそうに足を組んで言った 「ったく、何が悲しくて泥棒退治なんか」 ルイズはキュルケをじっと睨んだ 「だったら志願しなきゃよかったじゃない」 「あんた一人じゃロムが危険じゃない。ゼロなんだから直ぐにロムの足を引っ張っちゃうでしょ」 「なんですって~!!」 二人が火花を散らしている間にタバサは相変わらず本を読んでいる。 空には彼女の風竜が飛んでいた 「二人共そろそろやめにしとけ」 ロムが二人を宥める。腕の中にはデルフリンガーがあった 「ま、いいけどね。せいぜい怪我しないようにね」 キュルケがそういうと手をひらひらさせた、ルイズはぐっと唇を噛んでいる 「ねえ、ダーリン?もしもフーケが襲ってきたら私が炎で助けてあげるからね?」 キュルケが色目でロムに近づく 「あ、ああ」 「もうすぐですよ皆さん」 ロングビルが自分の後ろにいる乗組員に言う 「それにしても『巨人の剣』って一体どんな物なのでしょうか?」 ロングビルが続けて尋ねる 「う~ん、見た感じ巨人が持つ、て感じの物ではなかったわ。大きさも1メイルほどしかなかった」 ルイズが問いかけに答える 「・・・・・・・・」 「どうしたのダーリン?急に恐い顔になって」 「・・・・いや、なんでもない」 「見えてきました。あれです」 馬車から降りて暫く歩いた後、一行は開けた場所に出た その中心には確かに廃屋があった 「私の情報によりますと中にいるという話です」 ロングヒルが指を差して言った。本当にフーケはあの中に要るのだろうか、それぞれが相談する 「よしわかった。合図したら皆は直ぐに来てくれ」 作戦の結果ロムは小屋の偵察に行くことになった ロムはあっと言う間に着き、窓に近づいて中を覗く 家具や酒ビンが転がっている以外何もない さらにドアの前に立ち、その奥を覗くがやはり誰も居なかった 暫く考えた後、ロムは腕を交差させ、皆を読んだ 隠れていた全員が出てきて小屋の前に来た 「では私はこの辺りを偵察してきますので」 ロングビルはそう言うと森の中に消えた 「これ」 「あっけないわね!」 タバサが持ってきたのは1メイルほどの細長い箱、それを開けると中には木の杖が現れた 「・・・・これが『巨人の剣』か?」 ロムの問いかけにタバサがコクッと頷く 「うーんそうみたいね、私もちゃんと見たのは初めてなんだけど・・・・、剣じゃないわね・・・・」 (馬鹿な・・・・しかしこれは・・・・!) 「ねーえ、私にも見せてー!」 外で見張りをしているルイズが大声を出すと足下が急に盛り上がってきた 「きゃあああああ!」 「「「!?」」」 一斉にドアを振り向くとそこにはフーケの巨大ゴーレム「ゴーレム!この前より、大きい!!」 キュルケが叫ぶ、確かにゴーレムは昨日よりさらに大きくなっていた タバサは呪文を唱えて小さな竜巻をゴーレムにぶつける、しかしびくともしない 更にキュルケが杖を振り、火炎を出すがこれも無駄だった 「無理よこんなの!」 「退却」 タバサは口笛を吹いて風竜を呼び、キュルケと共に乗った ルイズは呪文を唱えて杖を振り、ゴーレムの胸元を爆発させるが効かない そしてゴーレムはルイズを踏み潰そうとする 「いやあああああ!」 「マスター危ない!」 間一髪の所ルイズを救出するロム 「逃げろマスター!」 ルイズは唇を噛んだ 「いやよ!あいつを捕まえれば誰ももう私をゼロのルイズなんて呼ばないでしょ!」 目が真剣であった 「しかし死んだら元も子もない!」 「やってみなきゃわからないじゃない!」 更にルイズは言う 「あんた言ったじゃないの!どんな夜にでも必ず朝が来るって!私は自分の夜を掻き消したいの!朝を迎えたいの!」 「言ったが今は!」 「わたしは貴族よ!魔法を使える者を貴族と呼ぶんじゃないの!」 ルイズは杖を再び握り締める 「敵に後ろを見せない者、それを『貴族』というのよ!」 ルイズは再び詠唱を初め、杖を振った そしてゴーレムの胸が小さく爆発したがそれだけで終わった ゴーレムはルイズを敵と見なし、踏み潰そうとするがロムがルイズの体を抱え離脱する するとロムはルイズの頬を叩いた 「さっきも言ったはずだ!死んだら終わりなんだ!君はここで終わる人間では無いだろう!?」 ルイズは震えながら泣いた 「だって・・・・悔しくて、私・・・・、いっつもバカにされて・・・・」 目の前で泣かれてロムは困った いっつもゼロゼロと呼ばれて悔しかったに違いない ルイズは気が強くいが、本当はこんな戦いなんか嫌いな少女、ただの女の子なんだ しかし今は泣いているルイズを慰める暇はない、大きなゴーレムが拳を向けていた しかし今は泣いているルイズを慰める暇はない、大きなゴーレムが拳を向けていた すると目の前で竜巻が起こりゴーレムが怯んだ 起こしたのはタバサだった 「乗って!」 タバサは二人の前に風竜を着陸させる ロムは泣いているルイズを風竜に乗せた 「あなたも早く」 焦る声でタバサが言う 「いや、俺は残って奴を何とかする」 「ロム!」 ルイズが怒鳴るが 「俺は戻る。必ずな。俺は君の使い魔だから」 「危ない!」 キュルケが声を出す、ゴーレムが拳を出そうとしていた 声と同時に風竜は飛び、ロムは一番高い木まで高くジャンプした 木の上に乗ったロムが言う 「闇を裂き、悪を裂き、正義の道を切り開く! 人、それを『闘志』という!」 「!?」 「貴様に名乗る名前は無い!!」
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【Befor】 ____,. -―‐-- 、 / \ / ヽ \ / / \ \____, / / / ヽ ヽ ヽ__,ノ´ ,' / / / ヽ i \ \ | / i / | i ∨ ヽ. ヽ ! | | | \! ハ. ! ! 」 | |∨ | | レwリ`< V! // | | / | | | ィf伃テトミー ヽ /rえV /|/ | | | Vr少' |/ ヒソ ムイ あいつらのせいでおじい様は失脚したわ。 / 八 ', 、 ! | / __ハ. ', 人 | お父様もお母様もその立て直しで奔走して…… / /.......... ', ', -‐',. イ |\ / | ', ',>-、< V | ヽ 絶対文句言ってやるんだから!. / / / ̄ ̄ ̄`ヽハ ∨丕 ! { `ー ┴‐--、 | ノ | ... } ∨V} 人 \ 弋´ r' / Ⅳ.} / >―--、 _ノ \ V´ ̄ ̄ ̄`¨/ 人リ / \/ , <.【After】 ,. ' .ヽ / , 、 . , ' , / / ヽ . / / / . / . ../ ' | / | i 、 ', . /イ . . . / / , | { | | | | 、 l. ., . ' ., | { { |! ∨ { | | |! { ! | ! | | |! | | |{ ノ,ヽ{ 、! |∨ ト, | | | | | |Ⅵ!、T、 Tヾ } ∨` /ー/ }-!-/ | } | | |! | |_,ィ羊≧、 /イ / ,/ィ≦羊、}/ | } |{ | i . {イ! 廴,.ィ匕 }/ ´廴ィ七 斥 | ' { Ⅵ { ム r之こソっ r之こソ ' , , { もう、喋らないで…… | 从、 〉|ノ . . . . |! , {' . . . . }ノ / ,! .| |/ } `¨ |! ;! {| |! , /! ト、 消えてよ、お願いだから…… / | ム| |! ,.---、 |{ ;j/ ., | | .、 ,. ' | }\ j! ‘ ー ’ !! /イ , , \ / | | >/ . j' ィゝ'/ / .ヽ . / | | - 、r ┴、 ` ¨ ´,.-┴、, / \ . , /| |/// , ∨ 、 / { _ , . { //j }// / }! } { |/////ヽ , ! 、 ' /// // \ /,.-―-、 | |//////ハ | | ヽ /// //////ヽ/ _∧_ ∨! . . i |////////} / } ∨// //////// \ / }///∧ | {////////|/ / + 調教後 ┏──――――――――──―――┓│ 名前:【ルイズ】│l ステータス―─┳―――――――──────────────┓┗┤分類 │【奴隷】 ┣――――――┼─────────────────────┫ │体力 │【50/50】 ┣──────┼─────────────────────┫ │心 |【6/6】 ┣──────┼─────────────────────┫ │精神状態 |【従属】 ┣──────┼─────────────────────┫ │装備 |【なし】 ┣──────┼─────────────────────┫ │経験 |【有り(非処女)】 ┣──────┼─────────────────────┫ │調教 |【55/100】 ┣──────┼─────────────────────┫ │調教レベル .|【M:10 B:15 V:25 A:5】 ┣──────┼─────────────────────┫ |l アビリティ ─┴───────────────────―――――――――――┓ ┗┤なし ┗─────────────────────────────――――――─┛ ルイズ 地球人でワシズの孫娘。そのワシズは、地球側が敗北したため失脚したらしい。 実は作者がこの娘を”いぢめる”ために本スレを作成した。 なお、絶壁胸などの身体的特徴は成長させないと明言されている。 + メタ情報 実はワシズは宇宙人であるため、ルイズは宇宙人とのクォーターと言うことになる。 地球編14日目が初出。 ザンギャット帝国に文句を言うために密航を試みるが、スクデットに転送される。 スクデット侵略完了までに保護しないと・・・ スクデット編16日目第三学園で遭遇。『妹達』の12345号の能力でやる夫達に捕まる。 捕獲後調教室で一度やる夫と会話をするが、あまりの無知蒙昧かつ高慢であったため、やる夫のS心をすごく刺激した。 自身の膣と連動するオナホを仕掛けられ、不定期的かつ突然に快感が襲う調教を受ける羽目になっている。 (このオナホは解除するのを忘れたままになっているようである) 26日目の調教時に、「本音で答えろ」と言われた場合、 『捕獲時のルイズの人格』による「本音」が出るように羽衣狐によって催眠術がなされていた。 最終的には捕獲以前の人格をも壊され、淡い恋心を抱いていた相手の顔も思い出せなくなった。 + 主な悪行 祖父の権力を振りかざして好き勝手傲慢に振舞っていた。 勝手に避難所から出歩いて、はやてに窘められていた。 警護役であるはやての言うことをまったく聞かず、はやての心労を溜めた(地味に地球滅亡の危機の一因)。 フェイトの作ったホットケーキを気に入り度々作らせていたが、一度としてお礼を言ったことが無い。 それどころか「むしろ食べてあげるんだから感謝しなさい的」な態度で接していた(フェイトはよく分からないのでニコニコ対応したが、はやての心労が加速した) 地球侵略完了後、ワシズ失脚の文句(と言う名の逆恨み)を言う為にザンギャット基地の転送装置に密航。 その際、勝手に涼宮ハルヒを仲間認定し、強引に同行してハルヒのストレスを溜めた(ウェザードーパント暴走の一因) 勝手に同行したにもかかわらずハルヒやキョン子の言うことを全く聞かなかった。 スクデット第三学園に保護された後も好き勝手に振舞い、桜咲刹那に迷惑をかけていた。 とどめにやる夫に対しても傲慢な態度で応対したため、S気を刺激した。 やる夫の調教によって、過去の傲慢な自分に対して嫌気がさし、豹変したかのように従順な態度を取るようになった。 イジューレ温泉編で妊娠が発覚し、ボーイド編ではアーヴァロルに残留することになった。 お嬢様育ちなため非力で腕力はアコ以下なので雑用はできず、言うまでも無く家事も苦手。 それでもアコや友達になった美樹さやかから料理を教わっている姿が目撃されている。 名前 コメント